この記事にネタバレは含まれません。

皆さんは、世間で評価の低かった作品や、あまり知られていない映画を観て、「自分はすごく好きなのにな…」と思ったこと、ありませんか?
本国での評価はイマイチでも、自分は好きな作品。集めてみると、なぜだかすべて厨二病心をくすぐるような…
今回は、そんなちょっぴり賛否が分かれるギルティ・プレジャーなアクション映画について紹介してきます。
ジャックと天空の巨人
「ジャックと豆の木」をベースにした王道ファンタジー!
監督 | ブライアン・シンガー |
脚本 | ダレン・レムケ クリストファー・マッカリー ダン・スタッドニー |
製作総指揮 | リチャード・ブレナー マイケル・ディスコ トビー・エメリッヒ アレックス・ガルシア ジョン・リッカード トーマス・タル ジョン・ジャシュニ |
プロデューサー | ニール・H・モリッツ デヴィッド・ドブキン パトリック・マコーミック オリ・マーマー |
キャスト | ニコラス・ホルト エレノア・トムリンソン ユアン・マクレガー スタンリー・トゥッチ イアン・マクシェーン ビル・ナイ エディ・マーサン |
配信 | U-NEXT,Amazonプライムビデオ,Netflix,Hulu |
ある日、貧しい農家の青年ジャックは、馬と引き換えに「絶対に濡らしてはならない」という謎の豆を神父から受け取った。その夜、城から抜け出したイザベル姫が雨宿りをしに彼の家を訪ねてきた。しかしその時、偶然にも豆を落としてしまい、蔓はイザベル姫を巻き込み、みるみる上空へと伸びていくのだった…
王道ファンタジー×ホラー
おとぎ話の世界観にちょっぴりダークでホラーなアクセント。
この作品に出てくる巨人たちは、不潔で恐ろしくて本当に怖いんですよ。
まるで『進撃の巨人』を思い起こさせる見た目をしています。
また、みなさん『リトル・ナイトメア』というゲームを御存じですか?映画はそのゲーム程怖くはありませんが、どことなく、彷彿とさせるシーンもあったり、とにかく巨人の描き方が怖楽しいんです。
アクションシーンもド派手で壮大!また、巨人を従えさせることができる王冠なんてチートアイテムもあり、なんだかワクワクしませんか?童心をお忘れなきあなたにおすすめの一本です。
キング・オブ・エジプト
神々の戦争の運命は、たった一人の青年の手に委ねられた!?
監督 | アレックス・プロヤス |
脚本 | マット・サザマ バーク・シャープレス |
製作総指揮 | スティーヴン・ジョーンズ トファー・ダウ ケント・クベナ |
プロデューサー | アレックス・プロヤス バジル・イワニック |
キャスト | ニコライ・コスター=ワルドー ジェラルド・バトラー ブレントン・スウェイツ チャドウィック・ボーズマン エロディ・ユン コートニー・イートン ジェフリー・ラッシュ |
配信 | U-NEXT,Amazonプライムビデオ,FOD |
舞台は神々が実在し、人間と共に暮らしていた“古代エジプト”。
天空の神オシリスが世界を治めていたが、弟のセトが兄を殺害し、王位を強奪。エジプトは恐怖と混乱の時代へと変貌してしまう。そんな中、セトの支配により恋人を失ってしまった人間の青年ベックは、オシリスの息子ホルスと共に復讐と希望の冒険の旅に出るのでした…
神話ファンタジー×アクション超大作
この作品の醍醐味は、なんといっても神々しい変身や戦闘シーンでしょう。黄金の翼を広げて飛び交う神々の戦いは圧巻!変身アメコミヒーローバトル感もあります。物語なんてどうでもいいんだ!というように「カッコよさ」と「スケール感」をとことん追求し、中二病にはたまらない要素満載!
また、神と人間の友情が描かれているのも魅力です。いがみ合っていたベックとホルスが旅を通じてお互いを知り、仲間と協力し、ラスボスに挑む様はゲームのRPGのようでもあります!
それでも、王道な「王の帰還」「成長と絆」の物語となっているので、気軽に楽しめます。ちょっと難しい映画に疲れたなと感じたときの息抜きにちょうどいい1本です。
アイ・アム・ナンバー4
超能力が目覚めはじめる成長物語
監督 | D・J・カルソー |
脚本 | アルフレッド・ガフ マイルズ・ミラー マーティ・ノクソン |
製作総指揮 | デヴィッド・ヴァルデス クリス・ベンダー J・C・スピンク |
プロデューサー | マイケル・ベイ |
キャスト | アレックス・ぺティファ― ディアナ・アグロン ティモシー・オリファント テリーサ・パーマー カラン・マッコリーフ ケヴィン・デュラント |
配信 | × |
惑星ロリアン出身のナンバー4ことジョン・スミスは、地球で人間として生活しながら、自分を狙う敵から身を隠して生きていた。その敵とは、母星を滅ぼした「モガドリアン人」。彼らは地球に逃げ延びた9人の“特殊な力を持つ子供たち”の命を狙っていた。すでにナンバー1、2、3が命を落とし…
次は――ナンバー4の番…
青春×超能力バトル
『トワイライト』のような異種族ロマンスに、『スパイダーマン』や『スーパーマン』ような秘密を抱えた学園生活、そして、『X-MEN』のような能力バトル!どこかアニメにもありそうな内容で、これまた日本人の感性にはスッと馴染む要素が盛りだくさん。
ちょっとしたホラーのような雰囲気もあるので、デートムービーとして、家でまったり観るのもありだと思います。
しかもプロデューサーは、「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイ!「ベイ・ヘム(マイケル・ベイ監督のド派手な演出・展開)」が好きな方はお気に召すかと思われます。
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
“ぶっ飛び版”三銃士!
監督 | ポール・W・S・アンダーソン |
原作 | アレクサンドル・デュマ |
脚本 | アレックス・リトバグ アンドリュー・デイヴィス |
製作総指揮 | マーティン・モスコウィック |
プロデューサー | ジェレミー・ボルト ポール・W・S・アンダーソン ロバート・クルツァー |
キャスト | ローガン・ラーマン マシュー・マクファディン レイ・スティーブンソン ルーク・エヴァンス ミラ・ジョヴォヴィッチ オーランド・ブルーム マッツ・ミケルセン |
配信 | Amazonプライムビデオ(プレミアム) |
若き剣士ダルタニアンは、銃士になることを夢見て、田舎からパリへとやって来る。そこで出会ったのは、かつて“伝説”と謳われた三銃士。ひょんなことから行動を共にすることになった彼らは、フランス王国を揺るがす陰謀に立ち向かっていく…
スチームパンク全開の痛快アクション!
ダ・ヴィンチの設計図から生まれた空飛ぶ戦艦、スローモーションの剣戟、作りこまれた世界観。とにかくカッコつけまくる。そう、映えるのだ。一人一人のアクションスタイルが個性的で「キャラ立ち」がはっきりしているので、推しキャラを見つけるのは簡単!
そして、悪役側が豪華!オーランド・ブルームにミラ・ジョヴォヴィッチ、マッツ・ミケルセンなど狡猾さとセクシーさを兼ね備えた布陣となっています。
歴史的フランスを舞台にしつつ、スチームパンク的ロマンと中二心をくすぐるビジュアルが満載。派手で痛快な冒険が見たい!という方におすすめの一本です。
ハンコック
世界一迷惑なヒーローが、まさかの社会復帰⁉︎
監督 | ピーター・バーグ |
脚本 | ヴィンセント・ノー ヴィンス・ギリガン |
製作総指揮 | イアン・プライス ジョナサン・モストウ リチャード・サパースタイン |
プロデューサー | アキヴァ・ゴールズマン マイケル・マン ウィル・スミス ジェームズ・ラシタ― |
キャスト | ウィル・スミス シャーリーズ・セロン ジェイソン・ベイトマン |
配信 | U-NEXT,Amazonプライムビデオ,Hulu |
ハンコックには、スーパーパワーがある。空を飛び、超人的な力を持ち、不死身の体を持つ。しかし、粗暴で酒に酔い、暴れてばかりの彼に、市民たちはうんざりしていた。そんなある日、ある男と出会う。そこから、ハンコックの“本物のヒーロー”としての第一歩が始まるのだった…。
変化球ヒーローアクション
まるでスーパーヒーロー映画を完全にひっくり返したような作品。粗暴で無責任な男が徐々にヒーローへと変貌していく。その不器用にも変わろうとする姿がちょっと笑えて、でも人間らしくて、共感してしまう。ダメな男が“本物”になるまでの、不器用な再生の物語。
空を飛んでビルを突き破る、列車を止める、車を投げ飛ばす…など、破天荒な超人描写が満載です。派手なのにちょっと悲哀があるのが、他のヒーロー映画とは違う味わい。
また、中盤で驚きの展開もあるので、ちょっとひねりのあるヒーロー映画として楽しめますよ!
まとめ

今回は、ちょっぴり賛否が分かれる、でも個人的にとても好きなアクション映画を厳選してみました。
スローモーションアクションであったり、クサい演出、リアルを追求するよりもエンタメを重視した愛すべき映画たち。時代遅れなんて言わせない!だって、こういう映画こそが、映画館の暗闇で私に「夢」を見せてくれたのだから。
ということで、最後まで読んでくださってありがとうございました!